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学び方を教える

2016年06月20日

植松氏の投稿に納得しましたのでシェアしました。


皆さんはどう思われますか・・・・


 


「なぜ?」を「調べる」練習


以下参照記事です。 


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少し昔。


読み書きができると、できないとでは、

生活にものすごく差がつくようになりました。


特に、明治維新後の日本では、

西洋の科学技術がどんどん入ってきて、

仕事の機械化が進んでいきます。

説明書を読んだり、説明書を作ったり、という能力は、

どんどん必要とされました。



だから、多くの人が、お金を投じて、読み書きの力を

得ようと努力します。


読み書きのすごいところは、

その能力さえあれば、教えてもらわなくとも、

いくらでも自分で学ぶことができるからです。

これは、強力な自己独立性と自己発展性になります。

依存しなくても、してもらわなくても、

生き延びられるし、成長できる能力です。


しかし、それから時代がどんどんすぎて、

気がついたら、

「与えられたテスト問題の読み書きはできるけど、

自分の意志では、何を読めばいいのかわからない。

自分の気持ちや考えを、書き記すこともできない。」

という人が大量に作られてしまった気がします。

これでは、「教えてもらわなくても自分で学べる」能力になりません。

これでは、「読み書きできない」のと同じではないでしょうか。


いやいや、今の子達は、プレゼンがすごいよ。

という声もありますが、

事前に周到に準備して暗記して、身振りや手振りや表情まで、振り付け師に付けてもらったようなプレゼンには、

臨機応変性はないです。重要なのは、自分の思考と、自分の意志です。


見学に来てくれた学校から、お礼の手紙が届くことがあります。

時々、200人分全部が、「拝啓、新緑の候、皆様お元気にお過ごしでしょうか。先日は私たちの為に、貴重な時間を・・・・・

私たちは、この経験を、今後の学校生活に活かしていきたいと思います・・・・」

という、まったく一太郎や花子の定型文かよ!な、一字一句、ほぼ変わらない、というのがあります。

正直に言うと、恐怖を感じます。

むしろ、めちゃめちゃな乱筆乱文でも、心が伝わる自分の言葉の方が、よっぽどうれしいし、勉強になります。


昔は、単純作業が多かったから、画一的な人間が必要とされました。

そして今も、一部の非正規雇用では、画一的な安定した性能の人間が必要とされます。

でも、その労働条件はかなり厳しいです。同じだと、比べられ、安い方に負けます。


学校は、「知識を押し込む場所」ではなく、

「学び方を教える場所」だと思います。

学校を卒業してから光り輝くようにです。

テストの点数がいいだけの人は、テストの点数という価値観が通用しない世界では、輝きを失います。


僕らは、自ら光を放つために、本当の読み書きを身につけた方がいいと思います。

そのためには、「なぜ?」を「調べる」練習をすべきです。

疑問を持ち、その疑問を調べるのです。ただそれだけです。

「うのみ」「丸暗記」ではなく「なぜ?」です。


そういう教育が、行われるようになりつつある現在。

「うのみ」「丸暗記」教育をがっちり受けてしまった人達は、

数年後に職場にやってくる「なぜ?」のニュータイプ人間に、

おもいっきり追い上げられることを覚悟すべきです。


そして、覚悟とは、あきらめる、ではないです。

来たるべき未来にそなえて、準備することです。


さあ。「なんかへんだな?」「そういうもんかな?」と思ったことを、調べましょう。

それが、ニュータイプの覚醒につながるはずです。


「うのみ」「丸暗記」「偏差値」「学歴」に魂を縛られたままにしないで。


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参照記事終了